鳴沢菜
鳴沢菜 (時期:10月)

鳴沢村でのみ生産される貴重な野菜
蕪菜(カブナ)の一種で、江戸時代から栽培されており、鳴沢村固有の貴重な作物です。10月中旬から下旬が最盛期となっています。野沢菜にも似ていますが、とは異なる系統です。
葉や根部も食材として利用
長禅寺菜系で、かぶは赤紫色、長めで大きいのが特徴です。開張性、葉数が多く、葉は濃緑色で毛茸はありません。

降雪にあえばアントシアンを生じ、濃紫色に変化します。茎は柔らかく浅漬け加工用の食材として野沢菜と同等以上。特に、醤油漬けに向いています。地元では葉や根部を乾燥させおじやや味噌汁の具として利用。カブ(根部)が大きく浅漬け等に利用できます。
道の駅なるさわでは、おやきの具材としても提供しています。
加工品
鳴沢菜漬


鳴沢村限定の地域伝統野菜「鳴沢菜」の浅漬け。
富士山の清らかな水と、自然豊かな土地で育った鳴沢菜の漬物は茎が細くて柔らかくシャキシャキとした食感が特徴。バナジウムを多く含んだ地下水で漬込み、着色料や防腐剤は使用していません。
ルバーブ&なるさわ菜アイスクリーム

ルバーブのジャムと、ペースト状にした鳴沢菜をバニラアイスに混ぜ込みました。
バイラアイスの甘い口当たりの中に、うっすらと残るルバーブの酸味と鳴沢菜の風味が楽しめます。